ロシア・中国・北朝鮮の最新関係性を世界報道から読み解く~「ぼ、ぼ、ぼくらは悪の枢軸だいっ!」なプーチンさん、習近平さん、金正恩さんのLINEスタンプ

LINEアニメスタンプ(非公式)

一口に「悪の枢軸」と言っても一枚板ではなさそうだ。今日はそんなロシア、中国、北朝鮮の関係性を世界の報道の中かから読み解いてみた。

ロシア・中国・北朝鮮の最新関係性を世界報道から読み解く

(2026年時点の地政学的連携構造の分析)

導入:三角関係ではなく「非対称的連携」である

ロシア・中国・北朝鮮の関係性は、単純な軍事同盟やブロック形成として理解するのは不正確である。世界の報道を総合すると、現在の三国関係は統一された同盟体というより、目的別に結び付いた非対称ネットワーク型連携として展開していると評価されている。

2025年以降、三国首脳が並んで行動する象徴的演出が増加し、北京での軍事パレード観閲などは結束の誇示として国際社会に強い印象を与えた。
また、中国がロシア・北朝鮮双方を北京に引き寄せる外交舞台を演出したこと自体が、地域秩序形成の主導権を中国が握りつつある兆候と報じられている。

しかし同時に、専門家の間では三国間に利害の摩擦や戦略的不一致が存在し、単一の「軸」と呼べるほど統合されてはいないとの分析も提示されている。

本稿では世界報道を横断しながら、

  1. 中露関係

  2. 露朝関係

  3. 中朝関係

  4. 三国全体の構造
    の順に整理し、現在の実態を読み解く。


第1章 中露関係:大国間の戦略的パートナーシップ深化

政治・外交協力の強化

2026年2月の首脳オンライン会談において、中国側はロシアとの協力を歴史的節目と位置付け、教育・経済・戦略など幅広い分野で協力深化を進める意向を示した。
また、習近平政権は国際環境の不安定化を背景にロシアとの関係深化を重視していると報じられている。

さらに上海協力機構(SCO)など多国間枠組みでも中露は協力を推進し、米国への対抗姿勢を外交的に演出している。

地政学的背景

両国接近の根底にあるのは

  • 西側圧力への対抗

  • 多極世界志向

  • 経済・資源補完性

である。
特にウクライナ戦争後、ロシアが外交的孤立を補うため中国接近を強め、中国側も戦略的影響力拡張の機会と見ているとの分析がある。

つまり中露関係は理念共有よりも現実的利益の一致に基づくパートナー関係として機能している。


第2章 露朝関係:軍事協力を軸とした急接近

条約と同盟的性格

2024年締結の包括的戦略パートナーシップ条約以降、北朝鮮はロシアとの関係強固化を強調している。
北朝鮮はこの関係を「絶対的に強固」と宣伝し、兵士派遣など具体的協力を示したと報じられる。

また金正恩がロシア支持を明言し、ウクライナ情勢で無条件支援の用意を表明した点は象徴的である。

軍事協力の深化

外交青書でもロ朝軍事協力の進展は深刻な懸念事項として指摘されている。

この協力は

  • 兵員提供

  • 武器供給

  • 技術交流
    といった相互利益構造に基づく。

報道分析では、ロシアは弾薬・兵力補填を、北朝鮮は外交後ろ盾と経済支援を得る構図が成立していると指摘される。

したがって露朝関係は三国中最も軍事同盟に近い性格を帯びている。


第3章 中朝関係:伝統的後見関係の再調整

政治的支持

中国と北朝鮮は首脳会談で相互支援と協力強化を確認した。
中国は歴史的に北朝鮮の最大後援国であり、この基本構造は維持されている。

関係の特徴

しかし現在の関係は単純な上下関係ではない。
北朝鮮がロシアに接近することで中国依存度を調整し、外交カードを増やしている側面がある。

それでも三国首脳が共同で結束を誇示する演出は、中国が地域外交の中心にいることを象徴している。

つまり中朝関係は

  • 経済後援

  • 政治的保護
    を基盤としつつも、以前より多極的になっている。


第4章 三国関係全体:準ブロック化の現実

象徴的結束

近年の軍事・外交イベントでは三国が並ぶ場面が増えた。
これは西側への対抗を示す政治メッセージとして機能する。

2025年アジア情勢分析では
北朝鮮がロシア・中国双方へ接近したことが地域力学の重要要素とされた。

また日本の首相も三国関係の緊密化を認識していると発言している。

ただし完全同盟ではない

専門家分析では

  • 経済構造

  • 戦略優先順位

  • 地域利益

の違いから三国が完全統合する可能性は限定的とされる。

具体例

  • 中国:世界経済統合志向

  • ロシア:軍事対抗重視

  • 北朝鮮:体制存続最優先

この差異が構造的統合を阻む。


第5章 地政学的意味:形成されつつある「ゆるやかな対抗圏」

総合すると現在の三国関係は

共通点

  • 米主導秩序への対抗

  • 多極化志向

  • 安全保障連携

相違点

  • 戦略目的の違い

  • 経済依存度差

  • 軍事能力格差

この結果形成されているのは

「同盟」ではなく

利益共有型準ブロック

である。

報道でもロシアを支援する新たな国際連携の一部として三国関係が言及されている。


結論:2026年時点の評価

世界報道を横断すると次の整理が妥当である

✔ 中露

戦略的大国協力(政治・経済・安全保障)

✔ 露朝

軍事中心の準同盟

✔ 中朝

後見関係の維持+自主外交拡張

✔ 三国全体

統一ブロック未満
だが西側対抗軸としての象徴性は強化


最終総括

ロシア・中国・北朝鮮の関係性は冷戦型同盟とは異なる。
それは

  • 状況依存

  • 利益優先

  • 非制度的

という特徴を持つ。

したがって現段階で三国を単一陣営と断定するのは過剰であるが、
同時に安全保障環境に重大な影響を及ぼす緩やかな地政学的連携圏が形成されつつあることは否定できない現実である。

150x150px

Follow me!