ようこそStudioSaki.netへ
ここはLINEスタンプの作り方やGIFアニメーションの作り方を紹介するサイトです。かわいい、楽しいGIFアニメのギャラリーもあります。
絵を描くのが好き、という方や、GIFアニメやLINEスタンプを作ってみたい、と考えている人に役立つ情報を紹介します。
LINEアニメーションスタンプ
これはLINEアニメーションスタンプの「アニメ力士スタンプ01」です。これの一部のスタンプを使用した「LINEアニメーションスタンプの作り方」を公開しています(記事は⇒こちら)。
LINEアニメーションスタンプはGIFアニメーションではなくAPNG形式のフォーマットでできています。これは、PNG形式のファイルを一つのファイルにまとめておいて、それを1枚ずつ再生して動いているかのように見せています。
元はPNG形式の画像なので、GIFアニメの致命的な欠点である「256色しか使えない」ことをカバーしていますが、APNG形式にまとめるのが少し面倒です。
また、アニメーションを作成する段階でパーツごとにインスタンス化して「入れ子」状態にしたものがGIFのように一斉に再生されることがないため、APNG化する際にそれをバラさなければなりません。これがまた面倒なのです。
そんなAPNG形式のアニメーションの作り方は⇒「5つの工程でできる動くLINEスタンプ(アニメーションスタンプ)の作り方はこちら」にて公開中です。
LINEスタンプ
「大相撲スタンプ」は2015年に販売開始した動かないスタンプです。
元々はすべてGIFアニメーションで動くスタンプとして企画していました(上記のGIFアニメは企画段階でのものです)。ところがその当時のLINEスタンプは動かせませんでした。それどころかGIFアニメの再生にも対応されていませんでした。
能天気にも「GIFアニメをアップロードしたら動くんじゃないか」と勝手に考えていたわたしは、動くことを前提に作ったすべてのスタンプを静止画としてアップロードするしかありませんでした。
そして出したのが大相撲スタンプです。その後2016年にLINEアニメーションスタンプを作成・販売できるようになりましたが、当時のわたしはAPNGの規格に対応することもできず、ほったらかしとなってしまいました。
GIFアニメーション
GIFはアメリカのCompuserve(コンピュサーブ)という会社が作ったフォーマットです。
Graphics Interchange Formatの略で、GIFアニメーションというのはGIFの「マルチイメージ」という機能を使って複数のフレームを順に表示して画が動いているかのように見せる技術です。動画ファイルではなく画像ファイル(の拡張版)なのです。
1987年6月15日に公開されたGIF87aで「マルチイメージ」という機能が追加され(GIFアニメの誕生)と、1990年7月30日に公開されたGIF89aで「待ち時間」が指定できるようになりました。
ちなみにCompuserveはパソコン通信の会社であり、この会社が提供していたパソコン通信サービスのブランドでもありました。聞かない名だな、というのももっともで今はない会社です。
1997年に後発のAOL(AMERICA ONLINE。その後YAHOOに吸収され1部門となる)とワールドコム(アメリカの大手通信事業者。2002年に倒産)に買収され、子会社になりましたが、2009年にサービスを終了し消滅しました。
なのでGIFアニメのフォーマットは1987年当時のままです。そうです、かなり古いのです。
出展⇒ウィキペディア
GIFアニメーションの長所
- 作るのが簡単です。動画編集ソフトもフロントエンドでのプログラミングも必要なく、元画と変換ツールさえあればできます。また多くのグラフィックソフトではGIFアニメの書き出し機能があるのでそれで書き出すのが一般的です。
- ウェブブラウザでサポートされていないものがありません(つまりブラウザ上ではどんな環境でも使えます)。
- WEBで使用する際、”<img>”タグや”<a>”タグで使えます。
- 背景を透過できます(グラフィックソフトなら標準的な機能として使えます)。
GIFアニメーションの短所
- 色が256色しか使えません。これはハードの技術が進んだ現在の基準からすると致命的です。グラデーションを含んだ画や、きれいな写真などには全く向きません。
- 音声を扱う機能がありません。
- フレーム間予測(画像圧縮技術の基本的な技術)ができないため圧縮できないのでファイルサイズが大きくなりがちです。
GIFアニメはLINEスタンプの代替としても使えます
挨拶からご機嫌伺いまでだいたいのスタンプがそろっている「相棒」スタンプ(非公認)
LINEが2016年に加えた機能で、画像をスマートフォンに保存しておき、普通に写真を送ると、動画が再生されます。
つまり、StudioSaki.netでダウンロードしたGIFアニメをスマートフォンに保存すればスタンプのように使える、ということです。
「でも、サイズが大きくてギガを無駄に使用すんじゃね?」と思われる方もおられると思いますが、StudioSaki.netでLINEスタンプ用に作られたGIFアニメは少ないコマ数のものを無限ループにしているので多くのものが150~300KBとなっており、LINEアニメーションスタンプのサイズ(ひとつのスタンプの上限は300KB)と同程度です。
無限に動き続ける分、こちらのほうが楽しいと思います。
時事LINEスタンプ
StudioSaki.netにはこれまで作成してきた時事LINEスタンプが数多くあります。
各国首脳や公人をモチーフにしたものが多いのでそれらはすべて無料(タダ)となっています(肖像権というのがありますので)。
あとから見て「またつまらぬものを作ってしまった」と反省しつつ、作成していますので、LINEコミュニケーションのアクセントとしてお気軽にご利用ください。