ゴジラー1.0、アカデミー賞視覚効果賞を受賞!
米アカデミー賞、日本の2作品が受賞 「君たちはどう生きるか」と「ゴジラ-1.0」
ゴジラー1.0
ハリウッドの大作映画の10分の1の制作費で勝ち取ったアカデミー賞。
乗員をがっちりと保護する作りと馬力のあるエンジンのグラマン社製戦闘機に対して、ペラペラの装甲で主に機体の軽さからくる旋回性能と乗員のテクニックで勝負して数々の勝利を収め「ゼロファイター」として恐れられたゼロ戦。
賞をとったことは素晴らしいことだが、なんか70年以上前と今と構図はあまり変わってないのだな、ということに気付いて微妙な気分だった。
日本の制作現場が製作者たちをゼロ戦のパイロットたちのように気の毒な労働をさせないようお願いしたい。
日本もいい加減、「大切なのは人間」であることに気付いて、特殊な能力を発揮した人に対しては、相応の報酬を支払うような社会になってほしい。
アニメの世界はいまでも労働集約的でたいへんな世界なのだ、と聞く。
「for the team !」の達成感だけをクリエイターに与えておいて、肝心の利益は会社がごっそり持っていく構図はタコ部屋そのものである。
そう、日本は今でも多くの業界で「タコ部屋社会」なのだ。
製作者たちやアニメーターたちにもっといい待遇を提供してくれることを期待したい。
もちろん、今回受賞されたチームはトップ・オブ・ザ・トップなのでそんなことはないのだろう。
仲良くて楽しそうで誇らしい。
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