007 オープニングのGIFアニメ
Gun barrel sequence,ガンバレル・シークェンス
スクエアバナー/352x352px
アイキャッチ画像/150x150px
007・・・。
最近の若い人にはあまり馴染みがないように思いますが・・・。
日本においては1990年代くらいまでは「ゼロゼロセブン」と発音されていましたが、2000年以降は母国英国などと同じく「ダブルオーセブン」と発音されるようになりました。ちなみにイタリアでは「セロセロセッテ」と言うらしいです。
わたしはもちろん、「ゼロゼロセブン」の世代です。
007とは、イアン・フレミング原作の小説およびそれをもとにした映画シリーズのことです。英国秘密諜報部MI-6に所属する腕利きの(この言い方が芝居じみています)秘密諜報部員ジェームズ・ボンドを主人公とし、ボンドのコードネームが「007」ということです。
ストーリーはだいたいどれも同じで、たいていは以下のような形をとります。
(1)プロローグ・・・世界のとある場所(観光地が多い)で007が何らかの任務をしている。
(2)急にピンチに陥るが、悪者をやっつけて見事脱出
(3)オープニングテーマ。だいたい裸の女性の影(動画)が流れる。
(4)(1)とは別の悪の組織の悪い奴が悪事を働く(目的はたいてい「世界征服」)
(5)ロンドンのM(上司)の部屋へ呼ばれ「任務」を聞きいて、007出動!
(6)事件の手掛かりを追う。途中、美女が出てきて手当たり次第に寝る。そして情報ゲット。
(7)悪者に近づいていく段階でカーチェイスや格闘などをする。秘密兵器がモノを言う。
(8)007がピンチに陥るが、最後は悪い奴および悪の組織をやっつける。ここでも秘密兵器がモノを言う。
(9)ボンドガールといちゃいちゃしながらエンディング
順序は多少前後してもだいたいこのパターンです。水戸黄門や寅さんに似ています。現に寅さんシリーズは「日本の007シリーズ」と欧米では紹介されています。
「ガンバレル・シークエンス」は(1)の前に流れる映像及び音楽です。
かれこれ50年以上続くシリーズだけあって「伝統」があります。この「伝統」が、初めて見る人に「よーわからん」「つまらん」と思わせる原因となっているのですが、オールドファンにとってはこの「伝統」こそ007映画そのものなので、そうそう変更できないのでしょう。
その「伝統」のなかのひとつに「ガンバレル・シークェンス」というのがあります。それが本日のGIFアニメスクエアバナーとGIFアニメアイキャッチ画像となります。もちろん「オマージュ」なので¥0となります。若い人でも一度くらいは見たことあるシーンかと思いますが・・・。この「三頭身のハードボイルド」は、旧サイトでもアップしておりましたので「既出」となります。
ちなみに本家の「ガンバレル・シークエンス」ですが、007がダニエル・クレイグに変わったばかりの「カジノ・ロワイヤル」では冒頭ではなく少しエピソードが進んだところでおこなわれており、その次の「慰めの報酬」では映画の最後に来てました。「スカイフォール」でもそうでした。「スペクター」では冒頭に戻っていました。