加藤勝信さんの「わたしが官房長官ですっ!」なLINEスタンプ
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わたしは加藤勝信さんが嫌いだった。
なぜなら厚生労働大臣として「37.5℃以上が4日間以上続いた場合、というのは基準ではなく目安です。誤解なのです」と言ったからだ。
テレビなどの報道の場合、言葉の一部を切り取って、その人が言ったことの本質はこれだ、とまとめてしまうことがある。
文脈の中の極一部分を切り取って「あいつはこんなことを言っている。けしからん」というやつだ。
森元首相や麻生さんがさんざんやられてきた手法だ(この二人は結構好きかって言うので無理もないとは思うが)。
そんなものを基準にわたしが加藤厚労大臣を「嫌いだ」というのはフェアではない。
大蔵省の官僚出身の加藤さんはおそらくものすごく頭がいい人に違いない。
「37.5℃以上が4日間以上続いた場合、というのは基準ではなく目安です。誤解なのです」と言ったのも、厚生労働省に言わされただけなのかもしれない。
本当に好きか嫌いかを判断するのはまだ先にすべきなのだと思う。
話は変わるが、「ココア」というコロナ感染者に濃厚接触した可能性があった場合にアラームが鳴るアプリがある。
わたしはこれを絶対にダウンロードすべきではない、とリリースされた瞬間に感じた。
案の定、「アラームが鳴ったので病院に行ったら『症状がない限りPCR検査はできません』と言われた」だの誤作動しただのといった報道をきく。
これは加藤さんの例のようなマスコミの悪意のある誘導とは違う。
政府の言うままにダウンロードして「あなたは濃厚接触者です」と出たとする。
症状がなかったとする。
病院で検査を断られる。
そのときどんな気持ちになるのだろう?
もしそんな状況に陥ったときにわたしは政府を嫌いになりたくない。
だからダウンロードは絶対にしない。絶対に、だ。だれも恨みたくない。
「ココアは良い、ココアのおかげで助かった、さすがココアだ」なんていう報道が頻繁に出るようになったらダウンロードするかもしれない。
たぶんそんなことは絶対に絶対にない。
日本はITの発展途上国だ。
優秀なのはハードの製造部門だけなのだ。
ソフト及びその活用に関しては中国や韓国のかなり後塵を拝している。
とても悔しいがそれが厳然とした事実である。
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