オマージュ~サザエさん~マスオさんのGIFアニメ

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前回の「カツオ」に引き続き、「サザエさん長寿の秘密」です。

今日は理由その「2」競合状況に関してです。

競合状況(裏番組)

もともと午後6:30というのは「つなぎ」の時間帯なのでしょう。ゴールデンタイムである19:00の直前です。自然と競合が薄くなる時間帯なのだと思われます。競合番組の出現可能性が低い、という点から見ても、絶妙なタイミングです。傾向を予測して18:30に放送することを決めたのであればすごいとしか言いようがありません。

さて、裏番組ですが、レギュラー番組でいえばここ数年は日テレの「バンキシャ」でしょうか。かたや報道番組、かたやアニメ。全くの別物なので比較になりませんが、報道番組というのはだいたい半分を過ぎたころからダレてきます。ネタ切れというのでしょうか。そんな時間帯にサザエさんが始まります。これまた絶妙です。

かくしてサザエさんの視聴率は20%程度をキープして期のだと考えられます。

テレビの番組が終わるのは視聴率が下がった時です。おおむねテレビ番組(民放)というのは「スポンサーのコマーシャルを見てもらうために存在する」ものなので「視聴率が下がる」⇒「コマーシャルが見てもらえない」⇒「スポンサーが下りる」⇒「番組が続けられない」⇒「番組が終わる」となるわけです。テレビ番組が終わるための条件です。

と、いうことはサザエさんはいままでこの「テレビ番組が終わるための条件」にあてはまったことがないことになります。つまり、視聴率がほかの番組よりも極端に負け続けたことがない、20%くらいをキープし続けている、ということです。本当でしょうか?

それについて調べてみると驚愕の真実が見えてきました。実は2014年の年初に21%の視聴率を獲得して以降、サザエさんの視聴率が急落しているというのです。2016年に入ってからはさらに下がり、今年の夏以降は一ケタの視聴率に低迷しているとのことです。

歌丸師匠最後の司会で拡大版だった「笑点」が裏番組になった週、にはついに最低視聴率7.7%を記録してしまいます。詳しくは以下、『『サザエさん』急落は“脱テレビ”時代の予兆!?』より。

関連記事⇒http://bylines.news.yahoo.co.jp/suzukiyuji/20160828-00061597/

上記記事では「スマホの普及」で「インターネット動画を見る層」が「“暇つぶし”および“慰安”のためにテレビを見る」層を圧迫し、とりわけサザエさんを見ていた(惰性でつけていた)層の視聴率を押し下げた」と結論付けています。そしてこれはサザエさんだけの問題ではない、とも・・・。

たいへんなことになってきました。サザエさん、終わってしまうかもしれません・・・。

(次回へ続く)

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