アグネス・チョウ(周庭)さんの「一度だけの人生、それが私たちの持つ人生すべてなの」なLINEスタンプ
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アグネス・チョウ(周庭)さんが香港警察に逮捕された。
「一度だけの人生。それが私たちの持つ人生すべてだ。」というのはジャンヌ・ダルクが残した言葉である。
そもそも香港は1842年の南京条約(第一次アヘン戦争講和条約)で清朝から英国に割譲されたものであった。今から200年ほど前のことである。
第二次世界大戦後、清朝⇒中華人民共和国となり、中国は英国に香港の返還を求め続けた。
その結果、1984年12月19日に、英国・中国の両国が署名した英中共同声明が発表された。
そのなかで共産党政府は鄧小平が提示した一国二制度(一国両制)を将来50年(2047年まで)をおこなうことを約束した。
1997年7月1日に英国は香港の主権を中華人民共和国に返還し、香港は中華人民共和国の特別行政区となることが明らかにされた。
鄧小平が提示した一国二制度を基本理念とした英中共同声明を前提とし社会主義政策を香港で実施しないことを約束したのだった。
事態が急変したのは2014年11月。駐英中国大使館が、「英中共同声明は今は無効だ」との見解を英国側に伝えた。
2017年、中国政府は「もはや中英共同声明は意味を成さない歴史的な文書である」と表明。
2019年には香港で逃亡犯条例改正案をめぐり反政府デモが頻発する事態となり、2020年6月30日、香港国家安全法が施行された。
そして今回、アグネス・チョウ(周庭)さんが逮捕されることになった。
鄧小平が提示した一国二制度はどこへいったのだ?
どういう根拠があって中国政府が英中共同声明を一方的に無効にしたのかは不明だが、このことが今世界の自由主義諸国から非難されている点である。
それに対して中国は「内政干渉だ」と反発しているが、鄧小平が提示した一国二制度を基本理念とした英中共同声明を一方的に反故にした中国に非があるのは明らかだ。
これは日韓請求権協定を一方的に破棄した韓国と同じだ。
国家間の約束を反故にする行為は国家としての「信用」に関わる。
中国も韓国も同じで、国家として信用することはできない。
ちなみに「国家」ではない中国人、韓国人の一般市民の皆さんは他の国々の人々と同じで皆、信用に値する人たちだ。問題なのは「政府」である。中国人、韓国人の一般市民の皆さんは早くその馬鹿馬鹿しい「政府」に気が付いてほしい。実はあなた方一般市民の皆さんが一番の被害者なのだ。
アグネス・チョウ(周庭)さんやその仲間たちを早いところ救い出さないと中国に殺されてしまう。運が良くて無期懲役だ。
今の世の中「社会主義」とは時代遅れも甚だしい。馬鹿馬鹿し過ぎる。
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