「ワシがキングメーカーなんじゃあっ!」な二階俊博さんのイラスト

総裁選 動向が見えない二階幹事長と二階派の行方

二階幹事長「まだ決めていない」 総裁選の支持明言せず

岸田氏“総裁選3位沈没”危機で焦り…逆襲へ仰天の「二階氏懐柔」日和見プラン

これまでいろいろと勝手な予測をしてきたが、今日いよいよ新しい総裁が決まる。

シナリオとしては「シンゾー=高市=太郎」を形成する高市さんと細田派が推す岸田さんの二位・三位連合が結果的に河野さんを打ち砕き総裁になる、というものだ。そして新総理は岸田さんで決まりだ。

「今太閤」と言われた田中角栄さんを気取り、新たなキングメーカーとして君臨したいシンゾーさんとそれに付く麻生さん。

それに対して河野さんを推す「小石河(小泉・石破・河野)連合」。ちなみに世論調査では河野さん推しが圧倒的だ。

そんななか、「(岸田以外で)誰が総理になろうが構わんが、ワシがキングメーカーになるんじゃあっ!」と考える男がいる。

二階俊博さんだ。

ただし、決選投票において、二階派の票を乗せれば河野さんが勝つ、という状況に限り、二階派は結束するんであろう。

岸田さんが「森友は終わった話じゃあっ!」と翻意し、シンゾーさんに「参りました」とばかりに尻尾を振りつつ、二階さんと懐柔しようと二階詣(もうで)をしているのを見るにつけ、岸田さんが総理になったら「岸田を総理にしたのはワシやっ!」とシンゾーさんも二階さんも胸を張るんだろう。

その一方で、世論及び党員投票でトップだった河野さんを議員票でひっくり返し(自民党の古式ゆかしき派閥の論理)、岸田さんが総理になれば、次の衆議院議員選で自民が負けるかも、という幻想におびえる自民党議員たちも大勢いる。

しかしそれは杞憂だ。

今の野党はもはやいないに等しい。

いま森喜朗さんが総理になっても自民が勝つだろう。それくらい今の野党には何の魅力もない。やってくれそうな気がしない。

かくして「日本をどういう国にしよう」とか「国民のためにどういう政治を行っていくのか」といった話がないがしろにされたまま(口には出してるんだろうが全く耳に入ってこない)、この総裁選という椅子取りゲームがクライマックスを迎えている。

わたしはもうどうなってもいいから次の選挙では自民党以外に投票するしかない、と考え、野党の候補者のサイトを調べ始めたところである。こんなくだらない形での候補者選びはしたくないのだが・・・。

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