将来に希望が持てるように「増税じゃあっ!」な岸田文雄さんのLINEアニメーションスタンプ

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「将来に希望が持てるように」岸田首相が大増税を宣言「退職金&給料の優遇減らします」個人事業主の次は会社員がターゲットの無間地獄

そもそも「賃金が上がらない国家」になってしまったことが最大の問題なのだが、「賃上げお願い」と民間企業に頼み(ほぼ手ぶらで、ただ頼むだけ)、一部の上場企業の賃金だけアップした(かのように見える)状態で「増税じゃあっ!」というのはさすがに無理があり過ぎる。

日本の多くの人にとって最低賃金が「3円上がった、5円上がった、1,000円になった」などどうでもいい問題なのだ。そんなはした金ではなく、「もっとくれ」なのだ。

日本の賃金が上がらないのは日本的経営による年功序列型賃金だの、社内留保だのと言われているが、本当にそうであれば、年功序列型賃金を完全に廃止して成果給か仕事給にし、社内留保は年間総売り上げの〇〇〇%が上限で、それ以上は税金でいただく、ってな法律でも作ればいい。

日本的経営にももちろん良いところはあったが、現状、年功序列型賃金と仕事給、成果給の悪いところばかりが組み合わさって賃金体系ができており、ひたすら社内留保だけがたまっていくという構造なのだ。

話がそれてしまったが、一部の優良企業以外の国民の大多数が賃金上昇の実感もないまま「将来のために増税じゃあっ!」と言われても、「じゃあ、今がどうなってもいいのか?!」ということになる。

政治家の皆さんは特に生活に困ることはないので、現在生活が苦しい人たちがどうなったって痛くも痒くもないのだ。「一番票が減らない政策をやっとけばいい」と思ってるだけだ(政治家としての戦略で考えれば実はこれが一番理にかなっているのだが)。

日本がこんな国に成り下がってしまった以上、一般庶民は自分自身で生活を守らなければならないのだろうか。

それにしても、世知辛い世の中になったものである。

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