JIN~仁 のかわいいイラスト

大沢たかおさん演ずる南方仁のかわいいイラスト。

新型コロナの影響で「JIN~仁-レジェンド」の放送をやっていた。

「JIN~仁」は漫画が原作の、幕末に現代医療を持ち込んだらどうなるかをシミュレーションしたタイムスリップ物のドラマである。

「本当にこういうことが起きたらこういう風になってしまうんではないか」という「本物らしさ」が感動を生んでいる。

原作も面白いが、出演した役者さんたちの演技力がより一層そのように感じさせるのかもしれない。

内野聖陽さん演ずる坂本龍馬のかわいいイラスト。

大沢たかおさん、中谷美紀さん、綾瀬はるかさんらの演技は言うまでもないが、わたしは内野聖陽さん演ずる坂本龍馬が好きだ。たぶん実物の坂本龍馬はこんな感じの人だったんではないかと本気で思わせるような演技であった。

グラバー商会の武器商人として薩摩の名義で長州に武器を売り、幕府討伐の準備にどこか後ろめたい思いを持ちつつ奔走する龍馬。「(仁)先生、戦(いくさ)は儲かるぜよっ!」とだんだんと下衆風に変貌していく竜馬を本気で心配する仁。

そんな彼に「皆が幸せになれるように」ということで「国民保険」の仕組みを教える仁。

龍馬が書いたとされる船中八策に「9つ目」の「保険制度の創設」を加え「船中九策」にしてしまったところはおおいに笑えた。

龍馬が薩長をけしかけて幕府を倒そうと暗躍していると思わせつつ大政奉還を推し進めていたのは仁の助言によるものだった、ととれる演出はいささかやりすぎの感はあるが、これくらいやるからこそ、ドラマとして面白いんだろう。戦争をするとけしかけておきながら実は大政奉還が真の目的だったことで幕府からも薩長からも命を狙われることになる龍馬。そしてそれは仁の助言が原因となっていた。

仁との最後の別れ際に龍馬は「(仁)先生は、わしの道しるべだったぜよっ!」と言ったが、それは仁が命を懸けて幕末を走り抜けたことが報われた瞬間だった。

橘家の咲さんを助けたい一心で仁が戻ってきた現代で、近代的な大学病院(場所的に東京医科歯科大学か順天堂大学病院と思われる)の会計のコンピュータが「自己負担額ゼロ」と表示していたのも笑えた。また現代に蘇ったみきさんが「坂本龍馬の船中九策は現代日本の医療制度の基礎となったと言われています」風なことを言っていた。そう、仁は確かに歴史を変えたのだ!

橘家の咲さんが、歴史の修正力により名前すら忘れてしまった仁先生に宛てて書いたラブレターにはとても泣けるものがあった。「咲さん、僕もお慕い申し上げております」

見逃してしまった方は「見放題」でみることができます。



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