相棒のイラスト
シーズンⅠ
「亀山くん、これは何だと思いますか?」
「こ、これは・・・、写真ですか?」
「そういうことを聞いているんじゃありません」
な、感じのやりとりです。
似てませんが、水谷豊さんと寺脇康文さんです。
亀山くん、神戸くん、甲斐くん、冠城くんの、どの相棒が一番よかったか、というのがよく話題になりますが、それぞれの役者さんにはそれぞれの良さがあるので誰がいい、なんていうのは野暮なことです。
ドラマの面白さは相棒は誰か、ということよりもやはり脚本の良し悪しなので、そういった意味では最近の相棒はちょっと粗が目立ってきたような気がします。
ただし、ジェームズ・ボンド映画と違い、右京さんを他の役者さんで補うのは、少し困難な気がします。右京さんをケーシー高峰さんが演じたら、なんて考えられません。
「ボンドをだれが演るか」といった以前の問題として右京さん=水谷豊さん、というのが相棒の前提条件のような気がします。そんな作り方をしてきたんだと思います。
「男はつらいよ」の寅さんをケーシー高峰さんが演じたら、それはもう寅さんではありません。
日本の映画やドラマは、海外のものよりも役者さんに依存する度合いが少し強いんだと思います。
そんな相棒の劇場版第4弾が封切りです。
めったに映画館にいかないわたしが、なぜか劇場版第二弾は映画館で観ました。今度も行きたいですが、まだ予定はありません。
でもこれ、完璧に番宣になってしまってますね・・・