森喜朗さんの「老害は掃いて捨ててくれっ!」なLINEスタンプ
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クラブハウスにも集結!「森喜朗の差別発言」署名に1日で10万人集まった理由
世界からのシンキロウ(森喜朗)叩きはとどまることを知らない。
確かに東京オリンピックにおいて一番偉い人(これは間違いないことだ)の女性差別発言は大問題であることは間違いない。
だが、全人格を否定し「老害は掃いて捨てるべしっ!」とか「サメ脳(サメのように脳みそが小さい、の意)」とまで言うのはいくらなんでも言い過ぎだろう。
確かに失言ばかりで総理としてろくな仕事もできず内閣支持率5.4%の世界新記録を叩き出した人である。
きっと、ろくなもんでないのに違いない、と考えるのは自然なことだ。
森喜朗さん、よくぞ言った 男の本音に非難続々で「男的世界」は変えられるか
上記の記事の中で元参議院議員の円より子さんが「母子家庭の母親と子どもたちが困窮しているのをなんとかするための母親の就労支援の議員立法」を「そもそも離婚したやつが悪い」といった考え方が支配的だった国会でシンキロウ(森喜朗)さんが反対意見の議員たちに掛け合い、立法を成立させた、というエピソードが書かれている(2ページ目)。シンキロウさんは「母親が大変だと子どもたちに影響を及ぼすことを案じていた」のだそう。いまマスコミで支配的に報道されているのと違う。
このエピソードひとつでシンキロウ(森喜朗)さんが今のポストに残るべきだとは到底思わないが、数えきれない数の失言と彼のやってきたこととを天秤にかけてさえ、JOCは「シンキロウさん、辞任しないでくれ」という結論に達したという事実は重大だ、と思った。
東京オリンピックをいま潰したくなければシンキロウさんの辞任は不可避だろう、一刻も早くやめた方がいい、というのが一般的な見方だ。
しかし、どうしても代えられない理由がある。それが以下の記事。
決定的に「代わりがいない」というのが理由なのだ。
平時ならいざ知らず、コロナ禍でのオリンピック。
しかもやるかやらないかも定かでない。
これはもう外野がどう騒ごうとも「シンキロウ交代はない」で決まりだ。
なによりもIOCがそう思ってるのだ。
話は変わるが、日本人の特性として、いったん「あいつはけしからん」となったらその人間の人格から生い立ちから家族から一族郎党まですべてを否定しがちだ。この集団ヒステリーのような状況が日本の伝統である「村八分」とか「いじめ」の温床ではないのか。
わたしはシンキロウさんとは面識もないし彼の功績やら失敗やらをすべて知っているわけではない。
ただ一つ言えるのは、オリンピック委員会のトップが女性蔑視発言をするのは女性から見てけしからんことと映るんだろうな、ということだけだ。
そしてそれは辞任するのに十分な発言だとも。
もしシンキロウさんを代えるとしたら。
実際には「後任は首相経験者クラスでないと・・・」というんであればシンゾーさんでも麻生さんでも小泉さんでもいくらでもいるではないか。
これからは日本のみならず世界の世論との兼ね合いとなるが、コロナ以外にも難しい問題が発生していることだけは確かだ。
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