坂本龍馬さんの「日本を今一度洗濯いたし申候っ!」LINEスタンプ(非公式)

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文久3年(1863)に坂本龍馬が姉の乙女あてに送った手紙の中の一文である。

原文では洗濯=せんたく、であったようだ。

文脈の中の意味は、「悪い幕府の役人を打ち殺し、この日本をもう一度洗濯しようということを神にお願いしたい」であったようだ。

今で言えばイスラム過激派の「アッラーアクバル」と似たような意味だったのかもしれない。

ただし、手紙の書かれた時期は、かれが尊王攘夷論者だったころなのである意味無理ないのかもしれない。

坂本龍馬という人が司馬遼太郎の「竜馬がゆく」のなかの登場人物とどれだけ違ったのか、ということは、たとえ解明されたとしてもわたしには興味のないことだしどうでもいいことだ。が、仮に今信じられている人物像が誤解であったとしても、これが信じられていること自体、「素晴らしい」、と思えるのは、

「坂本龍馬はできる限り武力に頼らぬ平和主義者で既成観念にとらわれず誰とでも仲良くでき、多くの人のために自らの命をもかけられる人物だった」

ということではないだろうか。

これが信じられているということは、日本人として「こうなりたい」と考えている人が多いということの裏返しなので、実際の坂本龍馬の人物像とは関係なく、「日本人が考える理想の人間像」であるのかもしれない。

実際に、司馬遼太郎がそれを願いつつ「竜馬がゆく」を執筆したのであれば、「恐るべし司馬遼太郎」、と言うほかない。

ちなみに、どういうつもりで司馬遼太郎さんが「竜馬がゆく」を執筆したのかは、実際の坂本龍馬がどういう人であったのか、ということと同様に今後も解明されないであろう。

まさに「歴史のロマン」、である。

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