「不信任案提出ならただちに解散総選挙なんじゃあっ!」と凄んだ二階俊博さんのイラスト
「ほなら解散したるわいっ!」と凄んだ二階俊博さん
—– 2021年3月30日の記事 —–
二階幹事長「ただちに衆院解散」 野党、内閣不信任決議案の提出で
コロナ対策にしろ、ミャンマー問題にしろ、中国問題にしろ、結局ガースー政権はほぼ何もしてない。
いや、実際は何かしているのだろう。
だが、誰にでもわかる効果的な施策は何一つやっていない。ということは何もしていないのと同じだ。
二階さんがけんか腰で「ほなら解散したるわい」とほざく前に野党としては解散は望むところではないだろうか。
だが、野党が勝つ確率がゼロなのも周知の事実だ。
自民が勝つことがわかっている総選挙をわざわざ行う、これほどの税金の無駄遣いはあるまい。
わが国の野党は数年前に死滅している。今残っているのは単なるゾンビだ。
われわれ一般市民の立場でみると、「総選挙」は単なるお祭りだ。
もはや選挙が「怖い」とか「怖くない」とかそういう問題ではない。茶番だ。
「総選挙やっ」で震え上がるのは弱小野党だけで一般市民は「また税金の無駄遣いやりやがってっ」と思うだけだ。
この気持ちがわからない永田町は、やはり馬鹿だ。
本当に日本の政治家は平和ボケしているんだな、と思わせられる二階さんの一コマであった。
なんか最近ろれつが回ってないようにみえるので、脳溢血とかアルツハイマーとか、そっち方面は大丈夫なのか、と心配になった。
ちなみに巷では「これまでのコロナ対策を検証すべき」と有識者のだれもが口々に唱えているが、誰が何の検証をすべきと言ってるのか意味不明だ。
政府も自治体も医療機関も検証なんかやんない。
わたしはやった。
その結果、コロナが収まるまで飲みに行かないことに決めた。
昨年1月に飲みに行って以来「外飲み」は全くやってないので既に1年3ヶ月である。
逆に言えば、「夜の外食で感染する」ことがわかっている中で飲みに行く馬鹿がどこにいるのか?と思うが、少なくともわたしは当分の間(コロナが本当に安全になるまでは)飲みに行かない覚悟をしている。
「夜8時まで」だの「夜9時まで」だのと中途半端なことをやっとるから収まらんのだ。
発生から1年以上たち、だいたいコロナの特性がわかってきたではないか。
わたしたちはもう既にわかっている。「検証しなくては」などとカマトトのようなことを言ってはいけない。
政府や自治体は「ワクチンがいきわたるまで外食全て禁止っ!」、となぜできないのか。
どうしても、コロナを止める気はないんだな、と思ってしまう国や自治体の対応である。
—– 2020年12月17日の記事 —–
菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止
ガースー(本人がそう呼べと言ってるんだから仕方がない)、まさか二階さんに根回しなしだったとは。
とはいえ、世論の反対を押し切りGoToを強引に進めてきたのは二階幹事長であったことがここで明らかになった。というか、外国人記者クラブで質問されるほどの公然の事実だが。
二階幹事長的には感染拡大より旅行業界への配慮の方がプライオリティが上だったというだけの話である。
もっとも、GoToが感染拡大の元凶ではない。だが、GoToをしていることによって「あ、別に自粛しなくていいんだ」と国民に思わせていたメッセージ性があったことは否定できまい。
顔に泥を塗られた二階さんの逆襲が先か、国民の命よりも旅行業界の方が大事と考えていた二階さんの失脚が先か、どっちしろわれわれにはどーでもいい話だが。
二階氏ら7人との会食で首相「真摯に反省」…アクリル板なし、マスク会食もせず
そんな「二階幹事長激怒の席」は8名の大人数で行われ、さしたる感染防止策も施されていなかったようだ。こっちのほうが余程問題である。
赤っ恥をかいて怒り狂う二階幹事長の怒声は唾や吐く息を部屋中に撒き散らしたに違いない。これは小池さんの言う5つの小、「小人数」「小一時間程度」「小声」「小皿(に料理を分ける)」「小まめにマスク、換気、消毒」に反する。「激怒の席」が行われたのは東京都内だ。小池さんは怒っていい。
一国の首相と与党の大幹事長を含む「飲み会」がこんなんだから「勝負の3週間」に惨敗するのも無理はない。
しかし、本当に呆れたのは西村さんの言った「5人以上の会食、一律にダメとは言っていない」である。
単に言葉尻をとらえれば確かに西村さんの言っている通りであるのかもしれない。しかし、「いいですか、みなさん、これからが勝負の3週間です、感染を食い止めましょう!」と国民に注意喚起していた張本人がこんなことを言っているのだ。こんなことでは感染者は絶対に絶対に減らないだろう。
感染者数はともかく、死者や重症者がこれ以上多くならないことを願う。
いや、感染者数増加の結果が死者・重症者なので同じことだ。まずは感染者を減らさねば。
感染者も増やしたくない、経済も殺したくない、でどっちつかずになるのは判る。だが、それを国民に分かるように説明しなくてはならない。それがうまくできなければ、日本という国の舵取りをしていくのは無理である。
こんなことを言っているわたしも反省する点は多々ある。
わたしは生活のほぼすべてをチャリと車でこなすので今年の2月以降、電車には3回しか乗っていない。飲み会に至ってはゼロだ。だが、子供たちが会社の飲み会にいくのを容認した。子供に甘い、ということもあるんだろうが、それぞれに事情があるんだろうから、と考えたのだ。だが、嫁さんはそれを激しく叱責した。こんな状況で飲み会を開く会社が悪い、と激しくブチ切れたのだ。
壮烈な親子喧嘩に発展したのだが、嫁さんのような態度でないと感染者数は減らないのかもしれない。またこれは子を想う親心でもある。そんな嫁さんを見てわたしは痛く反省している。
—– 2017年2月3日の記事 —–
二階幹事長。
驚くべきことだが自民党一筋ではない。
自民党→新生党→新進党→自由党→保守党→保守新党→自民党、と渡り歩いた。
今は現職の幹事長。
余程人望があるのか駆け引き上手なのか勝負の瞬間を見極めるのがうまいのか、それらすべてを兼ね備えているのかもしれない。
親中派である。小池都知事とパイプがある。
思い返してみると、政治家のセンセたちのポートレイトをやたらと描いたな、思う。
センセ方は皆さん特徴のある、いい顔をしている。起伏があり、描きやすいのかもしれない。