トランプ対ゼレンスキー、本気の口喧嘩~「本気で言っとんのかあっ!」なトランプさんのLINEスタンプ
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トランプ大統領とゼレンスキー大統領との会談が、ここまで派手に口喧嘩に発展するとは思わなかった。
途中バンス副大統領が「アメリカにリスペクトが足りない、失礼だ」と横からしゃしゃり出てきたのだが、実は国賓の、しかも大統領に対して説教を垂れてきたバンスこそ失礼極まりない男で、こいつが階段をぶち壊したと言っても過言ではないと思う。
櫻井よしこさんは以下の動画の中で「シンゾーさんは意見の対立した点は水面下で交渉し、それらを適切に処理する(外務省に処理させる)ことによりトランプとの信頼関係を結んできた(トランプも誤解や間違いに気付けば訂正を受け入れる姿勢は持っている)。ゼレンスキーもそうすることができれば、あんな口論にはならなかったのかもしれない」と言っていたが、それも一理あるのかもしれない。
ゼレンスキーにはもはや切るカードがないことは事実だし、ロシアが領土を返してくれる可能性もない。
わたしは今回の口論はプーチンを欺くための小芝居なんではないかと思った(願った)。
もしもトランプが最初から「ウクライナありき」で交渉をしたとしたらプーチンのかたくなな態度は変わらないだろう。これまでとおなじである。
で、トランプがプーチンと電話会談した際に「アメリカがウクライナを全面支持するなら俺は世界中に核ミサイルをぶっ放す」と恫喝していたとしたらどうだろう。
トランプは表向きには「ロシアに最大限敬意を払っている」というポーズをとらざるを得ないのではないだろうか。
まずは戦争を止めさせる。そしてプーチンをいたずらに刺激することなく、またアメリカ兵を無意味に死なせることなく、プーチンがウクライナに今後手を出させないようにする(ウクライナのレアアース採掘のためにアメリカ人を多くウクライナに派遣する)、というのがトランプ流の平和実現策なのではないかと考える。
そしてトランプは「ロシアがウクライナにこれ以上侵攻しないことが確認できればウクライナがNATOに加盟する必要はない」と考えているはずだ。また、「プーチンは俺には嘘をついたことはない」というのは、逆にプーチンを牽制しているようにも見える。
和平実現には双方ある程度の妥協は必要だ。妥協を比較的最小限に抑えつつ、落としどころを見つけていくしかないだろう、というのがトランプの考える唯一の和平実現策だからだ。
また、いままでの歴代大統領と同じ方法では解決しない、というのは残念ながら事実だ。
以上、「こうであったらいいのになあ」という「願望」を書いてしまった。
「アメリカはもはや世界の警察ではない」というのはトランプ政権ができてから世界中で言われていることだが、「アメリカはもはや経済的に世界を征服したいとは考えていない」というのとはイコールではない。
軍事的な征服にはカネがかかるが、経済的な征服はカネを生む。なので今後もトランプは「投資のため」にはアメリカ軍を使うはずだ。
トランプは戦いの場を軍事から経済に移そうとしているだけなのかもしれない。
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