ピアース・ブロスナンさんのイラスト
ピアース・ブロスナン
当初あまり好きではありませんでした。
レミントン・スティールの人、というのは知ってましたが。「食わず嫌い」でした。
ピアース・ブロスナンは、ある意味「007を完成させた人」なのではないでしょうか。ショーン・コネリーとロジャー・ムーアのいいとこどりをしているけどいかにも自然で、女好きの部分もすごく自然に見えます。しかしこの人のアクションは意外と素晴らしいものがあります。Q役(おじいさん)だったデスモンド・リュウェリンが「コネリー以来で彼が最高」と言っていたとか(ウィキペディアより)。Qおじいさんにダニエル・ボンドを見せてあげたかったですね。
ただ、わたしは彼の出演していた作品はどれを見ても「これは面白い」と思えたものがありませんでした。無難過ぎる、はらはらしない、と言えばいいでしょうか。
強いて言えば「ダイ・アナザー・デイ」でしょうか。相手に捕獲されて捕虜になったり、M(ジュディ・デンチ)に「クビよ」と言われてライセンスをはく奪されてしまったり。しかしこの頃(大・アナザー・デイ)にはすっかりボンド役が板についていたような気がします。
わたしが007を映画館で観たのは、実は3作品しかありません。
ひとつは「For your eyes ooly」。学生の頃、授業の一環₍?₎のようなかたちで観に行きました。もうひとつ別の映画と選択できたのかと思いますが、もう一つの映画が何だったのかは覚えていません。その前の年だったか後の年だったか、ポール・ニューマン主演の「スラップ・ショット」を観ました。これまた、面白い映画でした。
で、もうひとつは「リビング・デイ・ライツ」です。これはハンス・ムートがデザインしたSUZUKIのKATANAというバイク(残念ながら250ccでしたが)の後ろに女の子を載せて隣町の小さな映画観に観に行きました。わたしの記憶が定かであれば、同時上映はロブ・ロウ主演の「栄光のエンブレム」というアイス・ホッケーの映画でした。⇒記憶違いでした。バイクで見に行ったのは「バック・トウ・ザ・フューチャー」でした。ちなみに、「リビング・デイライツ」の同時上映は「ロッキー4」で、「バック・トウ・ザ・フューチャー」の同時上映が「栄光のエンブレム」でした。映画を観るなら田舎に限ります・・・。
で、その時の彼女が「007ってはじめてみたけど面白かった」と言ったのを覚えています。⇒これも記憶違いで、「スピルバーグの映画ってやっぱ面白いね」でした。
そして3つ目は「スペクター」です。昨年末、メキシコ政府観光局の招待で六本木ヒルズで観ました。それなりに面白かったのですが、最後に行くにしたがって「やっつけ仕事」的になってしまっていたのが残念でした。あと、敵がやはりしょぼい・・・。
もちろん一番楽しかったのは「リビング・デイライツ」でした。⇒では、誰と観たんだろう?というのが思い出せません。ひとりで映画を見に行くことはないので・・・。