LINEスタンプ(非公式)~西野監督の「ごめんね、ごめんね~っ」
LINEアニメスタンプ(非公式)
西野監督のとった作戦で賛否両論、吹き荒れている。
「負けている試合でわざと負けるなんてスポーツマンシップに反している」というのがその論拠らしい。
意味が分からない。
あの試合で負けていても、3試合トータルでは2位に入れる、つまり「勝ち」となるのであの作戦を取ったのだ。
わざと負けたのは、「勝つ」ためである。
日本サッカー協会は税金こそ投入されてはいないが、税制面で優遇されている。
慈善事業ではないのだ。
なので「勝ちそうな」局面では、なにがなんでも勝ってもらわねば困る。
逆にあの局面で自分が監督になった場合、「攻めろ、なにがなんでも点を取れっ!」と言えるのか?
日本はブラジルではない。前2試合からスタメンを6人も変え、「点が取れんわ、こりゃ」と思い知った後半残り15分である。
守備固めの長谷部を投入し、「点はやれない、イエローカードももらえない」状況となった場合、あれ以外、どうやれというのだ?
この試合こそ、「肉を切らせて骨を断つ」だったのだとわたし(単なる一般市民)は考える。
子供には「今の君には理解できんだろうと思うが、いつか理解できる時が来る」と言うだろう。
西野監督のとったこの作戦をキング・カズは「日本の財産となる試合」と言い、あの釜本さんは「西野でなくとも、誰が監督でも、あの選択をした」と絶賛した。
セルジオ越後さんだけはかなり厳しい調子で批判しているみたいだが・・・。
もっとも、当の西野監督は選手たちに激しいブーイングが浴びせられるような結果となってしまったため、翌日選手たちに謝った(ごめんね、ごめんね~っ、とは言ってないと思うのだが)らしい。
なので今日のLINEスタンプ(非公式)は西野監督の「ごめんね、ごめんね~っ」である。
16強に残ったチームの中で日本の実力はおそらく一番下なのだろう。
だが、あの韓国がドイツに勝った例もある。サッカーはやってみなければどうなるかはわからないのだ。
がんばれ、西野ジャパン!
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