旧文通費改革、かわす首相 維新、規正法改正案への反対論強まる~「維新、お前ら賛成する言うたやないかっ!」な岸田文雄さんのLINEスタンプ

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旧文通費改革、かわす首相 維新、規正法改正案への反対論強まる

昨日終わった今国会の復習である。

今になって思えば何がしたいのかわからないのだが、結局これは維新の確信犯である。

なにしろ自民党議員の発する以下の言葉が、

「検討します」⇒「検討すらしません」、

「やらなければならない」⇒「絶対にやりません」、

「できるかぎり努力をします」⇒「できるかぎりなにもやりません」、

「遺憾である」⇒「特に何も感じません」、

「丁寧に説明をさせて頂く」⇒「九官鳥のように同じことを繰り返し述べる」、

「・・・という認識であることを確認した」⇒「時候の挨拶をした」、

「議論を行う」⇒「一方的に主張し何も聞かない」

であることは国会議員であれば、いや、少なくとも日本人であれば理解していなくてはおかしい。

つまり、「旧文通費改革は今国会でできる限り法案とさせていただくよう努力する」⇒「旧文通費改革は永久にやりません」と自民党が言っていることは日本人であれば誰もがわかっているはずだ。

維新の馬場さんはど真ん中のストライクに自分から当たりにいっておきながら「デッドボールだ」と言っているようなものである。

維新が行ったのは「公明党が自民党に賛成するのを助けた」というアシスト以外の何物でもない。

かくして、ザルというかほとんど枠でしかない政治資金規制法案は衆議院も参議院も通過する。

公明党は山口代表による「茶番」で自民に「逆らってるフリをした」ことにより目的は達成している。

結局のところ、予定調和、と思える展開となった。

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