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ナベツネ(渡邊恒雄)さんのGIFアニメ

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いしいひさいちさんの朝日新聞での連載漫画「ののちゃん」に登場する町内会長「ナベツネツネオ」で時々「ワンマンマン」に変身したりするキャラクターのモデルになった人物である。

読売新聞主筆の彼がなぜ朝日新聞の4コマ漫画で準レギュラーになってしまうのかは不明だが、そこはいしいひさいちさんのキャラクターづくりのうまさなのだと思う。

読売巨人軍のオーナーであった時代もあり巨人軍どころかプロ野球全体を牛耳っていた時代もあった。

いや、それどころか、日本の報道全体、いや、国家の方向性にまで意見できるほどの人と言っても過言ではあるまい。なにしろ自民党の黒幕なのだから・・・。

彼の生い立ちや読売新聞でトップに就くまでの過程やワンマンぶりを示すエピソードを読みたければググればいろいろと出てくるのでそちらをご参照いただきたい。

わたしは渡辺恒雄さんの「靖国神社嫌い」について取り上げる。

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渡邊恒雄さんは「日本の首相は靖国神社に参拝すべきではない。もし参拝したらわたしは全力で(読売新聞社の総力を挙げて)そいつを倒さなければならない」というような内容のことを語っている。

理由は、靖国神社には「戦犯」とされた人たちも祀られているからだ。

わたしは現在週に一度靖国神社に参拝しているが、政治的信条があってのことではない。そこに戦没者が祀られている、と言われているからだ。

日本は戦争に負けたが、少なくとも今の平和な世の中は(平和と呼べるかどうかは疑問だが)、少なくともお国のために亡くなった人たちのおかげであろう、というステレオタイプ的な発想からなのかもしれない。

このような、戦犯であろうがなかろうが、亡くなった人たちはみな仏様だ、というのは日本で広く支持されている考え方である。

ちなみにわたしの関係者およびわたしに教育する立場にあった人たちからは靖国神社について教わったことはない。ただの一度もだ。

学校の授業では、わたしの同年代の皆さんはだいたい同じだと思うが、近現代史は駆け足でさらっとやる。当然のことながら「太平洋戦争の是非」についてなどの考察はない。

中国や韓国が、よく日本の歴史の教科書にいちゃもんをつけてくるが、多くの若い世代は「?」と思っているのではないだろうか。そもそも日本では近現代史はほとんど教えていない。いちゃもんとつけてきたところで多くの日本人の頭には「?」しか浮かばないのだ。なぜなら、「知らない」からだ。

わたしは大学で教職課程を取り教員免許を取った。人があぶれている「社会科」だったが「歴史」を専攻した。なので近現代史は興味があったこともあり、少しは勉強した。

なので渡辺恒雄さんの言っていることにはかなり同意だ。

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日本の首相が靖国神社に参拝する、ということは、わたしのような小市民が戦争で亡くなった人々の慰霊をし感謝をするのとは次元が違う、のではないかと思う。

「首相が行かないんなら我々が・・・」とばかりに超党派の議員たちが靖国神社を集団で参拝するところをニュースでよく目にするが、あの人たちはあれをすることで、誰に、何をアピールしているんだろう?、と不思議に思う(おそらくは彼らの支持基盤である「ある層」に対するパフォーマンス以外のなにものでもないとは思うが)。

少なくとも中国や韓国などアジアの一部の国々は「ケンカを売っている」と思うに違いない。

当たり前だ。戦犯が祀られているのだから。「大東亜戦争を起こした反省がまったくない」と言われても仕方がない。

あるいはまったく反省していないのかもしれない。いや、戦前・戦中の国家の思いを「反省」すること自体、わたしはナンセンスと思っている。今の日本は当時の日本とは違う国だ。

ギリシャ人がアレクサンダー大王の世界征服を反省していないのと似たようなものだ。豊臣秀吉の朝鮮出兵を我々は反省すべきなのか?反省しようがすまいが、大勢にはまったく影響がないであろう。

くだらない。

だが、「人は無暗に隣国を征服してはいけない」という教訓にはなる。だが、今の日本に「隣国を征服してやろう」などと考えているような人はいないんではないかと思う(人の考えは千差万別なので断言はできないが)。

「ニュルンベルグ裁判」でドイツが、「東京裁判」で日本が裁かれ、「戦犯」が確定した。「あんなものは一方的で公平性に欠く」という人もいるがあの裁判の結果が世界のスタンダードなのだ。常識なのだ。

そこで「戦犯」とされたひとが「手厚く」祀られている靖国神社に参拝することを「許さない」とする渡辺恒雄さんの意見は国際人としては至極尤もだと思う。

一方で渡邊恒雄さんは一時共産党に在籍していたり、開成高校時代に軍国主義的であった校長を襲撃して殴った、といった逸話を聞くと、「革命か?」と言いたくもなるが、かなり昔の話でもあるし時代も違うので詳しくはつっこまない。「どっちもどっち」という話にはしたくないからだ。

1945年8月15日以前の日本は今の北朝鮮とたいして変わらない国だったのではないかと思う。

わたしは亡き父や祖父にその頃の話を聞こうと、いろいろ質問をしたが、そんなとき彼らは急に無口になった。「日本国と国民」についてはあまり語りたくはなさそうだった。

戦前・戦中の日本と戦後の日本。いまだに彼らの中で心の整理がついていないのではないか、とわたしは感じた。

もしも彼らが思っていることを口にしたならば、それは日本国や天皇陛下を非難していることになってしまう、と考えたのかもしれない。

それはそうだろうと思う。彼らは国から「お国のために死んでくれ」と言われていた時代の人たちなのだ。

それまで信じていたもの(国)を全否定された、それが日本の終戦なのだ。いままで命を懸けて信じてきたものが完全否定される、それはわたしには想像もできない。戦前・戦中・戦後を生きた人たちこそ、心に痛手を負った人たちなのではないかと思う。

そんな時代を通じて生きてきている渡辺恒雄さんが「靖国神社には参拝するな」というのはおそらく相当に勇気がいることだ。

そんな渡辺恒雄さんに敬意を表してGIFアニメにした。

目が細いので瞬きだけではGIFアニメと気がつかないかもしれないと思い「爆撃」を加えた。更に敬意を表して「踊るバージョン」も加えた。

また、あまり似てないので、念のため「G」と書かれた旗も入れた。

ちなみにわたしは「靖国神社以外に戦犯以外の戦没者を祀る新たな施設を作る」という案には反対だ。話は余計にややこしくなるからだ。日本人は神社仏閣を愛する。靖国神社から戦犯の人たちを外せばいい。そしてそれを靖国神社以外に作る「戦没者を祀る施設」に移せばいい。それのほうがかなり簡単だし、靖国神社の価値そのものも損なわれない。

50年後くらいには、意外にそんな感じになっているんじゃないか、と思う。

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