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「非常に厳しい状況だと認識」菅首相、1都3県の緊急事態宣言の検討を表明

日本の政治特有の言い回しだ。

いまから検討に入る。

いままで検討すらしてなかったのか? もしそうならリアルに馬鹿だ。

そんなことはないだろう。

たぶん、もうとっくに検討はしているが、何も決まってないのでとりあえず「検討してますよ」と言いたいだけなのだと思う。

日本の政治はなにぶん決めるのに時間がかかる。「検討してますよ」だとそんなに時間が取れないんで、「検討に入った」と言ってるんだと思う。

で、世論がどうなるか見てるんだろう。

緊急事態宣言発令か、さらなる時短要請か… 飲食店からは賛否

ってな具合だ。

似たような言い回しに「準備段階に入った」がある。

この二つの言い回しに共通して言えるのは「要はまだ何も決まっていない」ことである。

これらは主に政治の世界でのみ使用される言い回しだ。

例えばビジネスの現場で「当社は会社更生法適用の検討に入りました」とか「わが社は倒産の準備段階に入りました」とは言わない。

「わたしはあなたをデートに誘うことにする検討段階に入りました」とも言わない。

「お前はバカか」と言われるのがオチである。

結局のところ「緊急事態宣言を出すんでおまえら準備しとけよ」という意味なのだ。

時短が要請され外出自粛が要請されれば割を食う業種はたくさんある。わたしの仕事場は去年の4月以降人工呼吸器が外せないような状態だ。そのうち死んでしまうだろう。

そんな業種が結構いっぱいあるのでいろいろ気を使いつつ「どうしよう、どうしよう」と思ってるんだろうが、その結果、何をやるにもどっちつかずで、感染を減らしたいのだか、経済活動を優先させたいのだかがわからずじまいで、その結果、経済活動はメタメタのまま感染者数がぐんぐん伸びていってしまっているというのが現状である。

そんな政府のダッチロール飛行を見透かした民衆はどんどん街へ繰り出していく。感染者増加のスパイラルが始まっているのだ。

一方、「集団免疫」を得た街がブラジルにあるという。

新型コロナ「集団免疫獲得の街」を歩く(有料記事なので途中までしか読めませんが)

抗体検査をしたら免疫を持った人が6割を超えるという。

たぶん今までなーんにもしなかったんだろう。

ここまで免疫を持った人が増えたらどうなるのか?

危うい「集団免疫」説 コロナ抗体保有率「6割」一転、死者再増加 ブラジル・マナウス

こんだけ免疫を持った人が増えても死者数は不安定なようだ。

どう考えても「集団免疫説」に頼るわけにはいかない。

なので今後も「感染者を増やさない」ようにしつつ「経済活動を続けていく」というバラランスをとりながら進んでいくしかないのだろう。

コロナ前に戻る、といったような幻想は捨てて、今コロナがあることを前提にどういう社会にして、どう経済を回して、どういう生活をしていくのがいいかについて議論すべきである。

実際問題として、議論すべきような問題でもないと思うが。

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