本日、2020年4月15日(水)、韓国で総選挙

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本日、2020年4月15日(水)、韓国で総選挙である。

新型コロナウィルスの封じ込め、一連の日本叩きで絶好調の文在寅さん有利と言われている。たぶん圧勝するだろう。

わたしから見て、誰が大統領になろうが全く興味もないし、なんの期待もしないが、新型コロナに対する韓国の手際については素晴らしかった。

ただし、どうしても不可解なのは、「検査をたくさんした」⇒「感染者の増加を抑えた」の関連性が見えないことだ。

巷で言われているように、感染者のプライバシーを剥奪し、GPSを駆使した「感染者の動き」を国民全員に見せることで感染をストップしたように見える。そのおかげで都市封鎖などをせずに済んだ、のだろうか。

とはいえ、あれだけの短期間でドライブスルー検査を考案し徹底させ、いち早く感染者の動向データをネット配信するシステムを作り上げ、実施してしまったスピード感はすばらしい。こればかりは日本では絶対に無理だろう。

かといって日本では都市封鎖もできない。「家にいて!」という「お願い」だけである。

それでも多くの日本人はこれに積極的に参加し、ある程度の効果を上げている。ある程度だ。

今くらいの自粛で、たぶんこれからも爆発的な感染というのはないんだろう。ただし対人接触率8割削減というのは到底無理な相談なので、1日当たり500人くらい(4月15日現在の一日の増加数)の増加でだらだらといくんだろう。増えもせず減りもせず。

ただこの方法だと、いつ自粛をやめていいんだかわかんない状態でずっと行く恐れがある。

きっと経済や人々の生活の方が先に音を上げるんだろう。「やってらんねーよっ」、「これじゃ生活できないっ」などだ。

かといって国は金を出さない。「かつてない大規模かつ大胆な支援をおこないます」といいながら具体的にはいまだに何もしてないではないか。うちにはアベノマスクすら届いていない。

日本国の政府や官僚組織の特徴として「前例がないと何もできない」、「スピードが遅い」、「一度決まったら変えられない」があげられる。

なので戦争や今回の疫病といった国難の場合、思考停止状態となり、ひどいときは第二次世界大戦の時のように破滅へ向かってまっしぐらとなってしまう。

そして結局は国民に丸投げとなる。国や官僚組織がどんなに役立たずでも、国民は生きるために生活していかなくてはならない。

韓国を見ていて、いつもは何も感じないのだが、今回の新型コロナに対する取り組みについては「いいなあ、うらやましいなあ」と心から思ったものだ。

そしてこの手のことは日本は苦手であり、結局は何もしない(できない)ことをいつものように思い知ったのであった。

新型コロナは各都道府県の知事以下の行政機関だけが機能している。これではまるで「日本合衆国」だ。

シンゾー大統領は「緊急事態宣言は遅くはなかったっ!」と言っている。これだけずれていたら話にならない。

かといってシンゾーに替えはいない。与党内にも野党にもこの人以上に首相として働ける人がいないことが今感じている最も恐ろしいことだ。

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