大和田常務(香川照之さん)の「やれるもんならやってみなっ!」なLINEスタンプ
LINEアニメスタンプ(非公式)
半沢直樹2020が終わった。
脱力感。
この物語の根底にはわたしたち日本人の心の琴線をくすぐる「赤穂浪士」や「忠臣蔵」があると同時に2019年のラグビーワールドカップでオールジャパンが見せた「ワンチーム」がテーマとしてあるのだ、とわたしは勝手に解釈している。
大和田、黒崎、山田、白井大臣、笠松秘書といった、かつて半沢の敵だった者たちが「正義」のために力を合わせて巨悪を倒す。
日本においてこのストーリー展開は王道だ。
ただし、半沢直樹2020においてMVPの働きをしたのは大和田常務であろう。
「銀翼のイカロス」の原作に登場しなかった大和田常務。
それが半沢直樹2020では準主役級の働き。
脚本家、監督の技もたいしたものだが、やはりか゚香川照之さんのオールマイティなパワーがそうさせたのだと思う。
「(半沢、)お前は俺がこの世で一番大嫌いな男だっ!」(1回しか見てないので台詞がこれで正しかったかは定かではないが)は、NHK大河ドラマの龍馬伝(2010)で三菱の創業者、岩崎弥太郎の役をやった時の、「あいつ(坂本龍馬)は、わしがこの世で一番嫌いな男なんじゃーっ!、女にもてて、人たらしで、わしはあいつが大嫌いなんじゃーっ!」と言ったのにかぶった。
つまり、大和田常務は半沢直樹が大好きなのだ。
「やれるもんならやってみなっ!」は、「俺は辞めるがお前は残れ。あとは任せたっ!」に聞こえる。
と、いうわけで、「半沢直樹2020」が終わり、「2019ラグビーワールドカップ・ロス」と同じような心境になってしまった。
今回似顔絵LINEスタンプにできなかった俳優さんたちも、皆美しく光っていた。
多くの人の顔を描けずに申し訳ないと思う。
この「半沢直樹2020」にもらった力を、コロナ禍にダメージを受けた今後の生活にぶつけていきたいと考えています。
~~~
あと、今回のこの素敵なドラマを見るために、この3か月間、わたしの家族は日曜の夜9時めがけて全員集合するようになっていました。
そしてただの一度も欠かさず、皆で楽しくドラマを見ることができました(実際、今日は危なかったが)。
家族が「ワンチーム」になれたような気がします。
「半沢直樹2020」の、ドラマの関係者の方々全員に感謝したいです。
どうもありがとうございました。
150x150px
原作は以下!読むなら今!
ドラマ「半沢直樹」原作 ロスジェネの逆襲: 2020年7月スタートドラマ「半沢直樹」原作
ドラマ「半沢直樹」原作 銀翼のイカロス: 2020年7月スタートドラマ「半沢直樹」原作