ハンフリー・ボガートさんのイラスト
ミスター・ハードボイルド
「ボギー」の愛称で知られるハードボイルド俳優。
沢田研二さんの歌にも登場した。ルパン三世の登場人物、次元大介もボギーのファン(「ルパン三世~ルパン対複製人間」でカミングアウト)なのだ。
イングリッド・バーグマンと共演した『カサブランカ』が有名だが、このひとはなんといっても『マルタの鷹』をはじめとするハードボイルド路線だろう(実は『カサブランカ』もハードボイルド路線だが)。
「ハードボイルド」は体言止めや短文の連続など文体のことかと思っていたが、はるか昔にこの人が映像化していた。
ハードボイルドな男の仕草の代表的なものに「トレンチコートの襟を立てて、紙巻きたばこ(必ず紙巻である必要がある)をキザにくわえて吹かす」というのがあるがこれはボガートが元祖。ただし、正しい「ボガート・スタイル」は、指に挟まず葉巻のようにつまんで持つのだそうだ。
「Here’s looking at you, kid.(君の瞳に乾杯)」