除夜の鐘を叩きに行こう
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除夜の鐘の数は108回である。
これは、人間の煩悩の数、と言われている。
煩悩とは悟りを得るのに邪魔になる考え方である、と言われている。
仏教では、大みそかに鐘を108回叩き、煩悩をなくして新年を迎える。
簡単に言えば、悟り=なりたい自分、になるためには邪魔となる煩悩=余計な考え、をなくすためにひとは除夜の鐘を突くのだ。
現実的には鐘を叩いたところで煩悩は消えたりはしないのだろう。
だが、「煩悩を消そう」と考える前向きな姿勢は尊い。
煩悩を完全に消すことはできなくとも、なりたい自分になるには一歩前進できるはずだ。
千里の道も一歩から、である。
この一歩がなければ千里の道もない。
と、いうわけで、皆さんもご近所のお寺に除夜の鐘を叩きに行かれてはいかがだろうか。
ちなみに、わたしの近所のお寺では、叩きたいという人がいなくなるまで鐘を叩かせてくれる。
もちろん、108回は優に超えている。
このお寺は「煩悩を消そう」と考える前向きな姿勢を推奨しているのだ。
話は変わるが、硬式野球ボールの縫い目の数は108個らしい(昔「巨人の星」で紹介されていた)。
また、ゴルフのカップの直径は108㎜なんだそうだ。
野球選手やゴルファーの煩悩をなくすためにその数になっている、とは言われていない。偶然のようだ。
だが、ここで108、という数が出てくるのは面白い。
明日は2025年である。
皆様にとっていい年になりますよう・・・