山崎拓さんのイラスト
「YKK」の筆頭
ひさびさの長文ですがご注意を。おことわりの(0)を参照ください。なにごとも、頭から信じてはだめです。
元、自民党の重鎮。
「YKK」。
山崎拓さん、加藤紘一さん、小泉純一郎さんをまとめてこう呼んだ。
次期首相候補の三人衆、というわけだ。
三者三様ではあるが、三人の誰もが首相を任されうる人材であったのは確かだ。自民党の層の厚さを感じさせられたものだ。
しかし同じ年代の三人、ということもあり、その後明暗が別れた。
加藤紘一さんは「加藤の乱」を起こすも失敗に終わり失脚。
そうこうしているうちに山崎拓さんは徐々に影が薄くなっていき、ひっそりと引退した。
その後小泉さんの天下となった。
ものの哀れを感じるようなストーリーだが、それぞれがそれぞれなりに精一杯生きていた、という侠気が感じられた。
今の政界はどうか。
安倍総理の独裁、のような様相を呈している。
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反旗を翻した石破茂さんは叩きのめされ(それでも総裁選に出馬するようだが)、小泉進次郎くんは口を封じられてしまった。
どんなにウソをつきまくろうが(ウソなのかどうかは究明されないだろうが)安倍総理の地位は安泰のように見える。もはや敵なしに見える。
これが独裁といわずしてなんというのだろう?
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最近、日大アメフト部の問題や日本ボクシング連盟の問題でよく引き合いに出されるのがイギリスの政治家ジョン・アクトン卿の「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する」という言葉である。
わたしは政権交代など望んでいないが、選挙の際「日本にはこれとこれの選択肢がある。どちらかに投票しれください」というようなシチュエーションを望んでいる。
各党、選挙の際にはこういう戦いに持ち込もうとするのだか、自民党がそうはさせない。玉石混合のぐちゃぐちゃのマニフェストを掲げ、うやむやのうちに勝利する。
結局、政党同士を単純に比べた場合、自民党以外に選択肢がないからだ。かつて民主党が身を持って証明したように、自民党以外に政権は担えないのだ。
今後、原発をどうするか、とか消費税をどうするかとかの案件は選挙でなく国民投票で国民の総意を汲んでいただきたい。
あるいは今の政党政治をやめてしまい、より民主的な国家運営ができるような新システムを作り出すこと。
いまの日本の政治体制では1000年経っても日本は変わらないのだろう。
ひさびさの長文ですがご注意を。おことわりの(0)を参照ください。なにごとも、頭から信じてはだめです。
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