【ウィル・スミスさん~米アカデミー除名も 平手打ち巡り】
アメリカでは社会通念上、口で言われたことに暴力で反撃するのはご法度なので「張り手」をしたウィル・スミスさんの除名処分は確定であろう。
アカデミー賞主演男優賞を受賞したスピーチで自らの非を詫びたが、当然のことながらそれで騒ぎは収まらなかった。
しかし、わたしは「戦争」と「張り手」を同じ暴力と捉えていいのか疑問に思う。
ウィル・スミスさんは司会者のコメディアンに向けて巡航ミサイルを撃ったわけではないし、クラスター爆弾を破裂させたわけでもない。
嫁さんの頭髪(病気)についていじられて怒るのは当然と思う。
「張り手」は大人げない。が、その程度だ。
除名処分というのはどう考えてもやり過ぎだと思う。
ただ、わたしの思いも「昭和の生き残り」的な発想なのかもしれない。
日本ででも公の場でこれ(張り手)をやり、やられた方が被害届を出したら、傷害罪になるのかもしれない。
いずれにせよウィル・スミスさんをスクリーン上で見ることはしばらくはあるまい。
ウィル・スミスさんの張り手はとてもきれいに決まっていたが、寺尾関の張り手はもっとすごかった。
そして以下、貴闘力関の張り手。ヘビー級のボクサーのパンチを食らっても平気そうだ。